atrioventricular valveの意味・説明
atrioventricular valveという単語は「心房と心室の間に位置する弁」を意味します。この弁は、心臓の中で重要な役割を果たしており、血液が逆流しないようにするための構造です。atrioventricular valveは通常、2つの異なる弁に分けられます。左心房と左心室の間にある弁を「僧帽弁(mitral valve)」、右心房と右心室の間にある弁を「三尖弁(tricuspid valve)」と呼びます。この弁の機能は、心臓の正常な血流を維持するために不可欠です。
atrioventricular valveは、心臓のポンプ機能において重要な役割を果たしています。心房が血液を受け取ると、atrioventricular valveは開いて、血液を心室に流します。そして、心室が収縮する際には、バルブが閉じて血液が再び心房に戻らないようにします。この仕組みによって、効率的に血液が全身に送られるのです。弁が正常に機能することが、心臓全体の健康にとって重要です。
この言葉は主に医学や生理学の文脈で使われます。特に心臓の構造や機能に関連する話題において、atrioventricular valveの知識が求められます。心疾患や弁膜症といったトピックに触れる際にも、多くの場合、この用語が登場します。したがって、心臓の機能について理解を深めるために、この用語を知っておくことが役立ちます。
atrioventricular valveの基本例文
The atrioventricular valve regulates the blood flow between the atrium and the ventricle.
中心室弁は心房と心室の間の血液流を調節します。
The atrioventricular valve prevents the backflow of blood from the ventricle to the atrium.
中心室弁は心室から心房への逆流を防ぎます。
During the cardiac cycle, the atrioventricular valve opens and closes to control the flow of blood.
心臓の周期中、中心室弁は血液の流れを制御するために開閉します。
atrioventricular valveの覚え方:語源
atrioventricular valveの語源は、ラテン語とギリシャ語に由来しています。「atrioventricular」は、二つの部分から構成されています。まず、「atrium」はラテン語で「中庭」や「前室」を意味し、心臓の上部に位置する心房を指します。次に「ventriculus」はラテン語で「小部屋」や「心室」を指し、心臓の下部に位置する心室を表します。
さらに「valve」はラテン語の「valva」に由来し、「扉」や「蓋」を意味します。心臓におけるatrioventricular valveは、心房と心室の間に存在し、血液の流れを制御する役割を果たしています。このように、atrioは心房、ventricularは心室、valveは扉と考えると、それぞれの要素が心臓の構造に関連した意義を持っていることがわかります。これにより、心臓の重要な機能を理解する手助けとなる言葉になっています。