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anyの意味・覚え方・発音

any

【形】 いくつかの、何かの

【副】 どれでも、全くの

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anyの意味・説明

anyという単語は「どれでも」や「何でも」という意味です。主に疑問文や否定文で使われ、選択肢が不特定であることを強調します。たとえば、「Do you have any questions?」(質問はありますか?)という場合、相手が持っているかもしれない全ての質問を指しています。

また、anyは肯定文でも使われることがあります。その場合、ある条件下で特定の事情や人々に対して適用される場合があります。「You can choose any book from the shelf.」(棚から好きな本を選べます)という表現では、特定の制限がなく、全ての本が選択肢に入っていることを示します。このように、anyは選択の自由度を示す言葉でもあります。

さらに、anyは様々な文脈で用いられ、時には強調の意味を持つこともあります。特に、「not any」という形で使われると、全く存在しないことを表す場合があり、「There isn’t any milk left.」(牛乳は全く残っていません)という文で使われると、全くないことが強調されます。このように、anyは多様な状況で使われる重要な単語です。

anyの基本例文

Do you have any pets?
あなたはペットを飼っていますか?
Can I borrow any paper?
紙を貸してもらえますか?
Is there any food left?
食べ物はもう残っていませんか?

anyの使い方、かんたんガイド

1. 形容詞「any」の基本的な使い方(何か・いくつかの)

any」は、「何か」「いくつかの」「どんな~でも」という意味の形容詞です。主に否定文や疑問文で使われます。

Do you have any questions?
何か質問はありますか?
I don't have any money.
お金を全く持っていません。

2. 代名詞「any」の使い方(何か・いくつか)

any」は代名詞としても使われ、「何か」「いくつか」という意味になります。

There aren't any left.
もう何も残っていません。
If you find any, please let me know.
もし何か見つけたら、教えてください。

3. 「any」と「some」の違い

一般的に、「any」は否定文や疑問文で、「some」は肯定文で使われます。

I have some friends in London. (肯定文)
ロンドンに何人か友達がいます。
I don't have any friends in London. (否定文)
ロンドンには友達が全くいません。
Do you have any friends in London? (疑問文)
ロンドンに友達はいますか?

4. 肯定文での「any」の使い方(どんな~でも)

肯定文で「any」が使われる場合、「どんな~でも」「どれでも」という意味になり、選択の自由さを強調します。

You can choose any color you like.
好きな色を何でも選んでいいですよ。
Any student can participate in the competition.
どの学生もコンペティションに参加できます。

5. 「anyone」と「anybody」の使い方(誰でも・誰か)

any」を使った複合語「anyone」と「anybody」は、「誰でも」「誰か」という意味になります。どちらも同じ意味で互換的に使えます。

Does anyone know the answer?
誰か答えを知っていますか?
Anybody can do it if they try hard enough.
十分に頑張れば、誰でもそれができます。

6. 「anything」の使い方(何でも・何か)

「anything」は「何でも」「何か」という意味の不定代名詞です。

Is there anything I can help you with?
何かお手伝いできることはありますか?
You can tell me anything. I won't judge.
何でも話してください。判断はしません。

7. 「anywhere」の使い方(どこでも・どこか)

「anywhere」は「どこでも」「どこか」という意味の副詞です。

I can't find my keys anywhere.
鍵がどこにも見つかりません。
We can go anywhere you want for dinner.
夕食はあなたが望むどこにでも行けます。

8. 「anytime」と「any time」の使い方(いつでも)

「anytime」(1語)と「any time」(2語)は、「いつでも」という意味です。「anytime」は副詞で、「any time」は名詞句です。

Feel free to call me anytime.
いつでも気軽に電話してください。
Do you have any time to talk today?
今日、話す時間はありますか?

9. 「any longer」と「not...anymore」の使い方(もはや~ない)

any longer」または「not...anymore」は、「もはや~ない」「今後は~ない」という意味の表現です。

I don't live in Tokyo any longer.
もう東京には住んでいません。
She doesn't work here anymore.
彼女はもうここで働いていません。

10. 「at any rate」と「in any case」の形(とにかく・いずれにせよ)

「at any rate」と「in any case」は、「とにかく」「いずれにせよ」という意味の慣用表現です。

At any rate, we need to finish this project by Friday.
とにかく、このプロジェクトを金曜日までに終わらせる必要があります。
I'm not sure if I'll be able to attend, but in any case, I'll let you know by tomorrow.
参加できるかどうかわかりませんが、いずれにせよ、明日までにお知らせします。

まとめ

(品詞別の用法)

用法 意味 例文
any(形容詞) 何か・いくつかの Do you have any water?
any(代名詞) 何か・いくつか If you find any, tell me.
any(肯定文) どんな~でも Any help is welcome.

(any vs. some)

用法 文のタイプ 例文
any 否定文・疑問文 I don't have any money.
some 肯定文 I have some money.

(any-で始まる複合語)

用法 意味 例文
anyone/anybody 誰でも・誰か Anyone can join us.
anything 何でも・何か Anything is possible.
anywhere どこでも・どこか Let's go anywhere.
anytime/any time いつでも Come anytime.

(慣用表現)

用法 意味 例文
any longer/anymore もはや~ない Not here any longer.
at any rate/in any case とにかく・いずれにせよ At any rate, let's try.

any」は英語でとても頻繁に使われる単語で、主に否定文や疑問文で「何か」「いくつかの」という意味を表しますが、肯定文では「どんな~でも」という意味になります。「any」と「some」の使い分け、「anyone」「anything」「anywhere」などの複合語の使い方を理解することが重要です。

anyの覚え方:語源

anyの語源は、古英語の「ǣni」から派生しています。この言葉は、「どんな」という意味を持ち、語源的には「一つの」または「いずれかの」といったニュアンスを含んでいます。さらに遡ると、ゲルマン語派の「ainaz」や「aiwaz」と関連しており、これらは「一つ」や「一切」を表す語です。

時代が進むにつれて、anyは幅広い文脈で使われるようになり、肯定文や疑問文、否定文などで様々な方法で「どれでも」や「何か」といった意味を表すようになりました。このようにanyは、英語の中で重要な役割を果たす単語として定着しています。

anyの類語・関連語

  • eitherという単語は、2つの選択肢のどちらかを指します。選択肢が2つの場合に使われるため、anyよりも限定されたニュアンスがあります。「You can choose either option.(どちらの選択肢でも選べます。)」のように、2つに限られた状況で使用されます。
  • someoneという単語は、不特定の人を指しますが、通常は1人を指す場合に使います。anyは物や人を広く指すのに対し、someoneは具体的な人を意識する時に使います。「Someone is at the door.(誰かがドアの前にいます。)」といった具合です。
  • whateverという単語は、どんなものでもという意味で、選択肢が幅広いことを強調します。anyは単なる選択肢を示すのに対し、whateverは選ばれることが重要ではないニュアンスを持っています。「You can pick whatever you like.(好きなものを選んでいいよ。)」のように使います。
  • whicheverという単語は、複数の選択肢の中からどれでも良いことを示します。anyと似ていますが、どれか選ばれることに焦点を当てた使い方をします。「You can take whichever path you choose.(好きな道を選んでいいよ。)」のように使われます。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

anyの覚え方:Amazon 洋書情報

※書籍情報はAmazon公開のデータを使用していますが、タイトルや内容が実際の商品と異なる場合があります。最新の情報については、Amazonの商品ページでご確認ください。

【書籍タイトルの和訳例】
「他のどの本とも異なる: 聖書の解釈」

【「any」の用法やニュアンス】
このタイトルでの「any」は「どの〜でも」という意味で使われており、特定のものを除外せず、一般的な範囲を示します。つまり、この書籍は他の本とは明確に異なる独自性を持つことを強調しています。


anyの会話例

anyの日常会話例

「any」は日常会話で非常に多様に使われる単語です。主に「どれでも」「いかなる」「何か」といった意味を持ち、質問や否定文で使われることが多いです。例えば、何かを尋ねるときに「どれでもいい」というニュアンスで使われます。また、否定文では「どれも~ない」という意味で使われることもあります。

  1. どれでも、いかなる
  2. 何か、何でも
  3. どれも~ない

意味1: どれでも、いかなる

この意味では、選択肢の中からどれでも良いというニュアンスで使用されます。特に、友人や家族との会話で、何かを選ぶ際に使うことが一般的です。

【Example 1】
A: Do you want any flavor of ice cream?
あなたはアイスクリームの味はどれでもいいの?
B: Yes, I like any flavor!
はい、私はどの味でも好きだよ!

【Example 2】

A: You can choose any book from the shelf.
棚からどの本でも選んでいいよ。
B: Really? I can take any of them?
本当に?どれでも持って行っていいの?

【Example 3】

A: We can watch any movie you want.
あなたが見たい映画はどれでも見られるよ。
B: Great! I love any action movie!
素晴らしい!私はどんなアクション映画も大好きだ!

意味2: 何か、何でも

「any」は質問文の中で「何か」「何でも」という意味で使われ、特に相手に対して選択肢を示す場合に用いられます。日常会話では、相手の意見を尋ねたり、何かを提案するときによく使われます。

【Example 1】
A: Do you have any questions about the presentation?
プレゼンテーションについて何か質問はありますか?
B: No, I don't have any questions.
いいえ、何も質問はありません。

【Example 2】

A: Is there any reason why you are late?
遅れた理由は何かありますか?
B: I didn't find any parking space.
駐車スペースが何も見つかりませんでした。

【Example 3】

A: Can you give me any advice?
何でもアドバイスをくれますか?
B: Sure, I can offer any help you need.
もちろん、あなたが必要とする何でも手伝いますよ。

意味3: どれも~ない

この意味では、否定文の中で使われ、どの選択肢も該当しない場合に用いられます。特に、何かがないことを強調する際に使われることが多いです。

【Example 1】
A: I don't have any idea about the project.
そのプロジェクトについてはどれもアイデアがありません。
B: That’s okay, we can figure it out without any input from you.
大丈夫です、あなたのなしでも解決できます。

【Example 2】

A: There aren't any cookies left in the jar.
ジャーの中にはどれもクッキーが残っていません。
B: Oh no, I wanted any of those!
ああ、そうなんだ。私はそれらのどれでも食べたかったのに!

【Example 3】

A: I didn’t see any signs of trouble.
私は問題のどれも兆候を見ませんでした。
B: That's surprising, I thought there were any issues.
それは驚きです。私は何か問題があると思っていました。

anyのビジネス会話例

「any」はビジネスの文脈において、特に不特定のものや選択肢の中からどれでもを示す際に使用されることが多いです。例えば、条件や制約がなく、選択肢が広い場合に「any」を用いることで、相手に自由な選択を促すニュアンスを持ちます。ビジネスにおいては、取引先や顧客とのコミュニケーションにおいて、柔軟性や選択肢を示すために重要な単語です。

  1. 不特定の選択肢を示す

意味1: 不特定の選択肢を示す

この意味では、「any」は特に特定の条件に縛られず、どれでもよいという自由な選択を示します。ビジネスシーンでは、提案や選択肢を示す際に使われることが多く、相手に選択の余地を与える重要な表現です。

【Example 1】
A: We can choose any plan that suits your needs.
相手のニーズに合ったプランはどれでも選べます。
B: That's great! I appreciate having any options available.
それは素晴らしいですね!選択肢がたくさんあるのはありがたいです。

【Example 2】

A: Can you provide any feedback on the project?
プロジェクトについてどんなフィードバックでもいただけますか?
B: Yes, I can give you any suggestions that might help.
はい、役立つかもしれないどんな提案でもできますよ。

【Example 3】

A: Is there any way to expedite the delivery?
配送を早める方法はありますか?
B: We can try any available options to speed it up.
それを早めるためにどんな利用可能なオプションでも試せます。

anyのいろいろな使用例

形容詞

1. 不特定の、任意の、どんな~でも

一般的な使用

any という単語は、不特定の物事や状況を指し示す際に使用される形容詞です。特に否定文や疑問文で頻繁に使用され、肯定文では「どんな〜でも」という意味を持ちます。また、数えられる名詞、数えられない名詞の両方と共に使用できます。
Do you have any questions about the presentation?
プレゼンテーションについて何か質問はありますか?
  • any time - いつでも
  • any place - どこでも
  • any person - 誰でも
  • any reason - どんな理由でも
  • any way - どんな方法でも

否定文での使用

I don't have any money with me today.
今日はお金を全く持っていません。
  • not any difference - 何の違いもない
  • without any help - 何の助けもなく
  • not any longer - もはや〜ない
  • not any more - もう〜ない
  • not any better - 少しも良くない

疑問文での使用

Is there any milk left in the fridge?
冷蔵庫に牛乳は残っていますか?
  • any news from - 〜からの何か知らせ
  • any suggestions - 何か提案
  • any problems - 何か問題
  • any chance - 何かチャンス
  • any idea - 何かアイデア

譲歩・強調表現

Any student can succeed with hard work.
どの学生でも努力すれば成功できます。
  • at any cost - どんな代価を払っても
  • at any rate - いずれにせよ
  • in any case - どんな場合でも
  • by any means - どんな手段でも
  • at any time - いつでも

副詞

1. 程度・範囲を示す(to any degree or extent)

基本的な程度の表現

any という単語は、副詞として「少しでも」「いくらかでも」「どれだけでも」という意味で使われ、特に否定文や疑問文で、程度や範囲を表現する際によく用いられます。
The medicine didn't help him feel any better.
その薬は彼の具合をまったく良くしなかった。
  • not any better - 少しもよくない
  • not any worse - 少しも悪くない
  • not any longer - もはや〜ない
  • not any more - もう〜ない
  • not any further - これ以上〜ない

比較表現での使用

any という単語は、比較級と共に使われて「少しでも」という意味を強調する際によく使用されます。特に否定文での使用が一般的です。
Is your headache any better now?
頭痛は少しでもましになりましたか?
  • any faster - より速く
  • any harder - より難しく
  • any easier - より簡単に
  • any sooner - より早く
  • any different - より異なって

強調表現

any という単語は、特定の表現で強調の意味を持たせる際に使用されます。肯定文でも使用可能ですが、より一般的には否定文や疑問文で使われます。
I can't wait any longer.
もうこれ以上待てない。
  • not any good - まったく良くない
  • not any use - まったく役に立たない
  • not any point - まったく意味がない
  • not any help - まったく助けにならない
  • not any chance - まったくチャンスがない

英英和

  • to any degree or extent; "it isn't any better"どんな程度または範囲にでも少しは
    例:it isn't any better それは、少しもよりよくない

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