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amnesiaの意味・覚え方・発音

amnesia

【名】 記憶喪失

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amnesiaの意味・説明

amnesiaという単語は「記憶喪失」や「忘却」を意味します。具体的には、個人が過去の出来事や情報を思い出すことができない状態を指します。この状態は、さまざまな原因によって引き起こされることがあり、例えば、脳の外傷、ストレス、または特定の病状に関連していることがあります。

amnesiaは、心理学や医学の分野でよく使われる言葉です。特に、トラウマや事故後に見られる一時的な記憶喪失の症状について話す際に重要です。この単語は、単なる記憶の欠如だけでなく、時には自分自身や周囲の現実に対する認識の変化も含むことがあります。

日常会話や文学作品でも用いられることがあり、記憶が失われることの悲しさや苦しさを表現するためによく使われます。また、フィクションの中ではキャラクターが自分の過去を忘れてしまう状況を描く際にも見受けられます。amnesiaは、個人のアイデンティティや人生のストーリーに深い影響を与えるテーマでもあります。

amnesiaの基本例文

He lost his memory due to amnesia.
彼は記憶喪失によって記憶を失いました。
The doctor said his amnesia was caused by a head injury.
医者は彼の健忘症は頭部の傷が原因だと述べました。
She found it difficult to explain her amnesia to her friends.
彼女は自分の友達に自分の健忘症を説明するのは難しいと感じました。

amnesiaの意味と概念

名詞

1. 記憶喪失

記憶喪失とは、特定の情報や出来事を思い出せない状態を指します。これは脳の損傷や心理的な要因によって引き起こされることがあります。例えば、事故やトラウマの後にその出来事を忘れてしまうことがあります。記憶喪失は、体験や感情にとって重要な思い出が失われる可能性があるため、本人やその周囲にとって大きな影響を持ちます。
After the accident, she experienced amnesia and couldn't remember anything from the past year.
事故の後、彼女は記憶喪失に陥り、過去1年のことを何も思い出せなかった。

2. 部分的な記憶喪失

部分的な記憶喪失は、特定の出来事や時間に関する記憶だけが失われ、他の情報は保持されている状態です。この状態は心理的なストレスやトラウマが原因となることが多く、特定の記憶を意図的に忘れようとする場合があります。状況によって、しばらくして記憶が戻ることもあります。
He had partial amnesia after the traumatic event, only forgetting the moments of the incident.
彼はそのトラウマ的な出来事の後、事件の瞬間だけを忘れる部分的な記憶喪失に陥った。

amnesiaの覚え方:語源

amnesiaの語源は、古代ギリシャ語に由来しています。この言葉は、ギリシャ語の「a(否定の接頭辞)」と「mnesia(記憶)」が組み合わさったものです。「mnesia」は、「記憶」を意味する「mnēsis」に関連しています。つまり、amnesiaは「記憶がない」または「記憶が失われた状態」を指す言葉です。英語においては、19世紀初頭から使用されるようになり、主に医療や心理学の文脈で使われることが多いです。amnesiaは記憶障害を示す基本的な用語で、個人が過去の出来事や情報を思い出せなくなる状態を指します。この言葉は、さまざまな形で記憶に関連する話題に使われることがあります。

amnesiaの類語・関連語

  • forgetfulnessという単語は、一時的な記憶喪失を指します。特定の出来事や情報を思い出せない時に使われ、軽度な状態を表します。 例:Her forgetfulness is concerning.(彼女の忘れっぽさは気になります。)
  • memory loss
    memory lossという単語は、記憶が失われる状態全般を指し、より深刻な症状を含むことがあります。特に病気に関連することが多いです。 例:He suffers from memory loss.(彼は記憶喪失に苦しんでいます。)
  • dementiaという単語は、進行性の記憶障害で、日常生活に影響を与えることがある深刻な条件です。多くの場合、高齢者に見られます。 例:She was diagnosed with dementia.(彼女は認知症と診断されました。)
  • blackoutという単語は、特定の時間帯や出来事について全く何も覚えていない状態を指し、一時的な意識の喪失にも関連します。 例:He experienced a blackout during the meeting.(彼は会議中に失神しました。)


amnesiaの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : forgetfulness

forgetfulness」は、物事を忘れること、または記憶が薄れることを指します。主に日常生活における軽い忘却を意味し、特に重大な影響を及ぼさない場合に使われることが多いです。例えば、名前や約束を忘れてしまうことなどが含まれます。
amnesia」は、より深刻な記憶障害を指す医学的な用語で、特定の情報や出来事を忘れてしまう状態を意味します。この状態は、脳の損傷やストレス、病気などが原因で起こることがあります。日常的な「forgetfulness」が軽度な忘却であるのに対し、「amnesia」は個人の生活や考え方に大きな影響を与えることがあるため、二つの言葉のニュアンスは大きく異なります。ネイティブスピーカーは、気軽な忘却には「forgetfulness」を、深刻な記憶障害には「amnesia」を使い分けます。
She was worried about her forgetfulness after misplacing her keys several times.
彼女は数回鍵を置き忘れた後、自分の忘れっぽさを心配していました。
The doctor diagnosed him with amnesia after he couldn't remember his own name.
医者は彼が自分の名前を思い出せなかったため、健忘症と診断しました。
この例からもわかるように、「forgetfulness」は日常的な忘却を指し、特に重大な問題ではない場合に用いられます。一方、「amnesia」は深刻な記憶障害を示し、診断や治療が必要な状態を指すため、使われる文脈が異なります。

類語・関連語 2 : memory loss

memory loss」は、記憶が失われることを指す言葉です。特に、過去の出来事や情報を思い出せない状態を表します。これは、病気や事故、ストレスなど、様々な要因によって引き起こされることがあります。日常生活の中でよく使われる言葉であり、特に医療や心理学の文脈で多く見られます。
amnesia」も「memory loss」と同様に記憶の喪失を示しますが、やや異なるニュアンスを持っています。英語ネイティブは、「amnesia」を特定の病状や症状として捉え、通常は医学的な診断が関わる場合に使用します。一方で、「memory loss」はより広範な意味合いを持ち、日常的な忘れ物や軽度の記憶喪失を含むことが多いです。したがって、「amnesia」は深刻な状況を表すことが多く、より専門的な文脈で使われる傾向にあります。このように、ネイティブは文脈に応じてこれらの用語を使い分けています。
She experienced memory loss after the accident.
彼女は事故の後、記憶喪失を経験しました。
She experienced amnesia after the accident.
彼女は事故の後、健忘症を経験しました。
この例文では、両方の単語が置換可能です。どちらの文も自然で、事故による記憶の喪失を示していますが、「amnesia」はより医学的な診断を含意しているため、使う際には文脈に注意が必要です。

類語・関連語 3 : dementia

dementia」は、通常、認知機能の低下を伴う病状を指し、記憶力や思考力、コミュニケーション能力などが影響を受ける状態を示します。特に、高齢者に多く見られ、アルツハイマー病など様々な原因によって引き起こされることがあります。dementiaは、日常生活に大きな影響を与える場合が多い疾患です。
一方で「amnesia」は、特に記憶の喪失を指し、通常は一時的なものであることが多いです。amnesiaは、外的要因(例えば、事故やストレス)によって引き起こされることが一般的です。ネイティブスピーカーは、dementiaを使う際、深刻な病状や長期的な影響を強調する傾向があり、精神的な健康問題としての重みを感じます。その一方で、amnesiaは、短期的な記憶の喪失を表すため、軽いニュアンスで使われることが多いです。したがって、これらの単語は文脈によって適切に使い分ける必要があります。
My grandmother suffers from dementia, and she often forgets my name.
私の祖母は認知症にかかっており、よく私の名前を忘れます。
Last summer, I experienced amnesia after hitting my head and couldn't remember anything for a few hours.
昨年の夏、頭を打って記憶喪失を経験し、数時間何も思い出せませんでした。
この例文では、dementiaamnesiaが異なる状況を示していることがわかります。最初の文は、長期的な認知障害を示すのに対し、二つ目の文は一時的な記憶の喪失を表しています。
Many families struggle to care for loved ones with dementia.
多くの家族は、認知症のある愛する人を介護するのに苦労しています。

類語・関連語 4 : blackout

単語blackoutは、特に一時的な記憶喪失や意識の喪失を指す言葉です。この用語は、特に飲酒やストレスなどの影響で意識がなくなることや、特定の情報を思い出せない状況を表現するのに使われます。また、電力が突然消えることも指しますが、ここでは主に心理的な意味合いに焦点を当てます。
単語amnesiaは、記憶全般の喪失を指し、特定の出来事や情報を思い出せない状態を示します。心理的、身体的な原因により発生することが多いです。一方でblackoutは、特定の瞬間や出来事に関する記憶の消失を指し、瞬間的な意識の喪失に焦点を当てています。例えば、酔っ払って記憶をなくすことはblackoutに該当しますが、長期的に記憶を失う場合はamnesiaです。このように、blackoutは一時的な現象であるのに対し、amnesiaはより広範で持続的な状態を指します。
After the party, he experienced a blackout and couldn’t remember anything from the night.
パーティーの後、彼はblackoutを経験し、その夜のことを何も思い出せなかった。
After the party, he experienced amnesia and couldn’t remember anything from the night.
パーティーの後、彼はamnesiaを経験し、その夜のことを何も思い出せなかった。
この文では、blackoutamnesiaは置き換え可能ですが、ニュアンスが異なります。blackoutは特定の時間帯に起こった意識の喪失を示し、例えば酔っ払って記憶を失った場合に使われます。一方amnesiaは、より広範で持続的な記憶喪失を指し、精神的な問題や外的な影響によるものです。


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amnesiaの会話例

amnesiaの日常会話例

「amnesia」は主に記憶の喪失を指す言葉ですが、日常会話ではあまり使われることはありません。記憶に関する話題や、何かを忘れた際に軽いニュアンスで用いられることがありますが、使う場面は限定的です。

  1. 記憶喪失

意味1: 記憶喪失

この会話では、友人同士が一緒に過ごした楽しい出来事を振り返っている中で、一人が何かを忘れてしまったことを軽くジョークとして使っています。記憶の喪失を「amnesia」と表現することで、少しのユーモアを交えています。

【Exapmle 1】
A: I can't remember where we went last summer. I think I might have amnesia!
あなたと去年の夏どこに行ったか思い出せないよ。もしかして記憶喪失かもしれない!
B: Don't worry! We had so much fun, it's hard to keep track of everything!
心配しないで!私たちとても楽しかったから、すべてを覚えておくのは難しいよね!

【Exapmle 2】

A: I seem to have forgotten your birthday again. I must have amnesia!
またあなたの誕生日を忘れてしまったみたい。私は記憶喪失に違いない!
B: It's okay! Just make sure to remember it next year!
大丈夫だよ!来年はちゃんと覚えておいてね!

【Exapmle 3】

A: I totally forgot the name of that movie we watched together. I think I have amnesia.
一緒に見た映画の名前を完全に忘れちゃった。私、たぶん記憶喪失だわ。
B: Haha! It happens to the best of us. What was it about again?
はは!誰にでもあることだよ。それは何についての映画だったっけ?

amnesiaのいろいろな使用例

名詞

1. 記憶の喪失(部分的または完全な)

記憶障害の影響

amnesia という単語は、部分的または完全な記憶の喪失を意味します。この状態は、外的要因や内的要因に起因する場合があります。amnesiaがあると、特定の出来事や過去の経験を思い出すことが難しくなります。
After the accident, her amnesia made it hard for her to remember her childhood.
事故の後、彼女の記憶障害は子供時代を思い出すことを困難にしました。
  • amnesia symptoms - 記憶障害の症状
  • treat amnesia - 記憶障害を治療する
  • suffer from amnesia - 記憶障害に悩まされる
  • experience amnesia - 記憶障害を経験する
  • recover from amnesia - 記憶障害から回復する
  • have amnesia - 記憶障害を持っている
  • deal with amnesia - 記憶障害に対処する

記憶喪失の原因

amnesiaはさまざまな原因により引き起こされます。外的なトラウマや脳の損傷、脳卒中、精神的ストレスなどが原因となることがあります。
His amnesia was caused by a traumatic brain injury he sustained during the war.
彼の記憶障害は、戦争中に受けた外傷性脳損傷によるものでした。
  • causes of amnesia - 記憶障害の原因
  • diagnosing amnesia - 記憶障害の診断
  • types of amnesia - 記憶障害の種類
  • permanent amnesia - 永続的な記憶障害
  • temporary amnesia - 一時的な記憶障害

2. 記憶の回復過程

回復のプロセス

記憶の回復は、リハビリテーションや治療において重要な焦点となります。amnesiaが改善される際には段階的なアプローチが必要になることがあります。
With therapy, she showed signs of recovering from her amnesia.
治療により、彼女は記憶障害から回復の兆しを見せました。
  • recover memories from amnesia - 記憶障害から記憶を回復する
  • treatment for amnesia - 記憶障害の治療
  • rehabilitation for amnesia - 記憶障害のリハビリテーション
  • signs of amnesia recovery - 記憶障害回復の兆候

その他

文化的な影響

amnesiaは文学や映画においても頻繁に描かれます。記憶喪失のテーマは、キャラクターの成長や葛藤を表現するための手段として使用されることが多いです。
The film explores the protagonist's journey through amnesia and self-discovery.
その映画は、主人公の記憶障害を通じての自己発見の旅を描いています。
  • amnesia in literature - 文学における記憶障害
  • amnesia theme in movies - 映画における記憶障害のテーマ
  • metaphor of amnesia - 記憶障害の隠喩

このように、'amnesia'は記憶の喪失だけでなく、その回復過程や文化的背景にも幅広く関連するタームです。

英英和

  • partial or total loss of memory; "he has a total blackout for events of the evening"部分的あるいは全体的に記憶をなくすこと記憶喪失

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