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across the boardの意味・覚え方・発音

across the board

【副】 全体を含む

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/əˈkrɔːs ðə bɔːrd/

across the boardの意味・説明

across the boardという単語は「全体にわたって」や「一律に」という意味です。この表現は、特定のグループや状況全体に関連する際に使われます。例えば、企業がすべての従業員に対して一律の給料引き上げを行う場合、「across the board」という表現を使います。この言葉は、分野や影響を受ける側面に関係なく、何かが一貫して適用されることを強調します。

この表現は、政策、決定、変更などが広範囲に行われる際にも使用されます。例えば、政府が税率を全ての市民に対して引き上げるとき、または学校が学生全体に新しいルールを制定する時など、さまざまな場面で使われます。特にビジネスや経済の文脈でよく目にすることがあり、変化がもたらす影響が特定の部分だけでなく、全体に及ぶことを示す際に便利です。

この表現のニュアンスは、「一部だけでなく、広く」といった意味合いも含みます。したがって、不特定多数や全体的な範囲にかかわる情報を扱う際には、非常に役立つ表現となります。特に、変化や改善が一部の人や状況にだけ適用されるのではなく、全体に恩恵をもたらすことが期待される文脈で頻繁に使用されることが特徴です。

across the boardの基本例文

The new policy aims to bring positive changes across the board in the organization.
新しい方針は組織全体でポジティブな変化をもたらすことを目指しています。
Salary increases were implemented across the board at the company, benefiting all employees.
会社では全社員に給与の増加が全面的に実施され、全従業員が恩恵を受けました。
The company decided to cut costs by reducing expenses across the board, affecting every department.
会社は全面的に経費を削減することでコスト削減を決定し、すべての部門に影響を与えました。

across the boardの覚え方:語源

「across the board」の語源は、英語の「across」と「board」の2つの単語から成り立っています。「across」は「横断して」や「全体にわたって」という意味があり、「board」は元々は「板」という意味ですが、ここでは比喩的に「全員」や「全体」を指します。この表現は、もともと株式市場で使われていたフレーズで、すべての株式や投資に対して一様に何かが適用されることを示しています。つまり、特定の個人や状況に限らず、幅広く適用されるというニュアンスがあります。やがて、この表現は一般的な会話の中でも使われるようになり、さまざまな分野において「すべてにおいて」や「全体にわたって」といった意味で利用されるようになりました。

across the boardの類語・関連語

  • across the board
    「全体的に」という意味で使用され、全ての対象や範囲に対して均等に適用されることを表す。例えば、全ての部署や全ての商品に対して同じように適用される場合に使用される。
  • universalは、「普遍的な」という意味で、あらゆる場所や条件に適用されることを示す。across the boardと異なり、より普遍的な範囲を表す。


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