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acousticsの意味・覚え方・発音

acoustics

【名】 音響学

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/əˈkuː.stɪks/

acousticsの意味・説明

acousticsという単語は「音響」や「音響学」を意味します。具体的には、音の性質やその伝わり方、音波の振る舞いを研究する科学分野です。この分野は、建物の設計や楽器の開発、音の品質を向上させるために幅広く応用されています。

音響は、エコーや反響、音の伝播速度に関する現象を探求します。たとえば、コンサートホールや映画館などでは、音響の設計がその場の音の聞こえ方に大きな影響を与えます。また、音響学は、音がどのように振動し、異なる材料や空間を通過するかを研究し、さまざまな実世界の問題を解決する手助けをしています。

さらに、音響は音楽の録音や再生、音響機器の設計にも関与します。音質を向上させるための技術や、新しい音を作り出すための方法論が常に発展しています。このように、acousticsは音に関する理解を深め、様々な分野で応用される重要な概念です。

acousticsの基本例文

The acoustics in this room are amazing.
この部屋の音響は素晴らしいです。
The architect designed the concert hall for optimal acoustics.
建築家はコンサートホールを最適な音響設計にしました。
The band sound great in this small venue thanks to the acoustics.
音響のおかげで、この小さな会場でバンドは素晴らしい音を出します。

acousticsの意味と概念

名詞

1. 音の特性の研究

音響学とは、音の物理的特性を研究する分野です。音の伝わり方や波の性質、音の強さや反響など、音に関するさまざまな現象について理解を深めることが目的です。この学問は音楽、建築、通信など多くの分野と関連しています。
Acoustics is a key focus in designing concert halls to ensure the best possible sound quality for the audience.
音響学は、コンサートホールの設計において、観客にとって最適な音質を確保するための重要な焦点となります。

2. 聴覚障害に対する治療法

音響学は、聴覚障害や難聴への治療法を探求する領域でもあります。耳の機能を改善したり、音の伝達をサポートする方法を研究することで、聴覚に関する問題を軽減することを目指しています。補聴器や音響治療法がこの分野に関連しています。
New advancements in acoustics have led to the development of hearing aids that significantly improve sound clarity for users.
音響学の新しい進歩により、ユーザーの音の明瞭さを大幅に改善する補聴器が開発されました。

acousticsの覚え方:語源

acousticsの語源は、古代ギリシャ語の「ἀκουστικός(akoustikos)」に由来しています。この言葉は「聴くことに関する」を意味し、「ἀκούω(akouō)」は「聴く」という動詞です。古代ギリシャでは音の特性やその伝わり方についての研究が行われており、特に音響学や音楽に関する理解が深まりました。さらに、ラテン語の「acusticus」を経て、英語の「acoustics」として定着しました。このように、acousticsは音に関する学問やその性質を研究する分野であり、音の伝わり方や反響、共鳴に関する理論や実験が含まれています。音に関する知識は、音楽や建築、さらには物理学など多くの分野において重要な役割を果たしています。

acousticsの類語・関連語

  • audioという単語は、音声や音楽などの録音された音に焦点を当てます。音響は物理的な特性に焦点を当てることが多いのに対し、audioは人間の耳で聞くことができる音を指します。例として、「I love listening to audio books.(私はオーディオブックを聞くのが大好きです)」と使われます。
  • soundという単語は、物理的な音そのものを指します。音響はそれを研究する分野であり、音はそのものの存在を示します。例として、「The sound of the waves is calming.(波の音は心を落ち着けます)」と使われます。
  • acousticという単語は、音響特性や音の伝わり方に関連しています。特に音楽や楽器がどのように響くのかにフォーカスされることが多いです。例として、「The acoustic guitar has a warm tone.(アコースティックギターは温かみのある音を持っています)」という用法です。
  • audiovisualという単語は、音(audio)と視覚(visual)の両方に関連するものを指します。音響に加えて映像と組み合わせて使われます。例として、「The audiovisual presentation was engaging.(その視聴覚プレゼンテーションは魅力的でした)」というふうに使われます。


acousticsの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : audio

audio」は、音声や音楽などの音に関連する情報や信号を指す言葉です。主に音を記録、再生、伝達する際に使用され、音質や音の特性に焦点を当てる場合が多いです。
acoustics」は、音の物理的特性や環境における音の伝わり方に関する学問や技術を指します。音の波としての性質や、音がどのように空間で反響し、伝播するかに重点を置いています。例えば、音楽ホールの設計では、acousticsが非常に重要ですが、音楽の録音や再生に関する話では、audioがより適切です。ネイティブスピーカーは、acousticsを使う場面では音の物理的特性や空間的な要素を意識し、audioを使う場面では音そのものやその再生の質に関心を持ちます。
The audio quality of this recording is excellent.
この録音の音質は素晴らしいです。
The acoustics of this hall are perfect for concerts.
このホールの音響特性はコンサートに最適です。
ここでは、audioacousticsが異なる文脈で使用されています。最初の文では、録音の音質に焦点を当てており、音の再生に関する情報を提供しています。二つ目の文では、ホールの音響特性について述べており、音がどのように伝わるかに関連しています。このように、audioは音の内容や質を重視する際に使われ、acousticsは音の物理的特性や環境的要因に関連する場合に使われるため、互換性はありません。

類語・関連語 2 : sound

単語soundは、音や音質を指す一般的な用語であり、聴覚的な現象を示します。物理的な波としての音から、音楽や言語の音まで、幅広い意味を持ちます。また、音の大きさや質、種類を表す際に使われることが多いです。
一方で、acousticsは音の性質や音がどのように伝わるか、または空間における音の振る舞いを専門的に扱う用語です。例えば、音響学はコンサートホールや録音スタジオの設計において重要な役割を果たします。ネイティブスピーカーは、soundを日常的な会話で使用し、音の具体的な特性を述べる際に使いますが、acousticsはより専門的な文脈でのみ使用され、特定の環境や条件における音の特性を理解するために使われます。つまり、soundはより一般的でカジュアルな表現であり、acousticsは専門的かつ技術的な場面で用いられるのです。
The sound of the waves crashing on the shore was very soothing.
波が岸に打ち寄せる音は非常に心地よかった。
The acoustics of the concert hall enhances the music beautifully.
コンサートホールの音響は音楽を美しく引き立てる。
この場合、soundacousticsは異なる文脈で使われており、soundは音そのものを指し、acousticsはその音がどのように伝わるか、または環境によってどう影響されるかを指します。

類語・関連語 3 : acoustic

単語acousticは、音に関する特性や性質を示す形容詞です。通常、音響や音質に関連した文脈で使われ、音を伝える方法や音の特性について言及する際に用いられます。例えば、音楽や音響技術の分野で、音の響きや特性を説明する時によく使われます。
一方で、acousticsは名詞で、音の性質や動き、特に音波が物体や空間によってどのように影響を受けるかに関する学問や技術を指します。例えば、コンサートホールの音響設計や、音楽の録音における音質の改善に関連する場合に用いられます。ネイティブスピーカーは、音の特性を説明する時にはacousticを使い、音に関する学問や技術的な側面を語る時にはacousticsを使う傾向があります。この違いを理解することで、より自然な英語表現が可能になります。
The acoustic guitar has a warm and rich sound.
そのアコースティックギターは、温かく豊かな音を持っています。
The acoustics of the concert hall enhance the music beautifully.
そのコンサートホールの音響は、音楽を美しく引き立てます。
この文脈では、acousticacousticsは異なる意味を持っています。前者は特定の楽器の音の特性を表現しており、後者は音響設計や音の特性に関する学問的な側面を示しています。
The acoustic properties of the room affect how sound travels.
その部屋の音響特性は、音がどう伝わるかに影響します。

類語・関連語 4 : audiovisual

audiovisual」は、音声(audio)と映像(visual)に関連するものを指し、教育やプレゼンテーションなどでよく利用されます。たとえば、映画やビデオ教材、スライドプレゼンテーションなどはすべて「audiovisual」の一部です。この言葉は、音と映像が組み合わさった体験を強調し、視覚的・聴覚的要素が一緒に働くことが重要です。
acoustics」は、音に関する物理学的特性や空間での音の伝わり方を指します。一方で「audiovisual」は音と映像の両方を含む概念です。たとえば、音楽の会場での「acoustics」は、その場所で音がどのように響くかを考えることですが、「audiovisual」は音楽と映像のパフォーマンス全体を含みます。つまり、音の質や特性を重視するのが「acoustics」であるのに対し、視覚と聴覚の統合体験を重視するのが「audiovisual」です。ネイティブスピーカーは、文脈によってこれらの単語を使い分け、音の専門的な側面を強調したいときは「acoustics」を使い、視覚と音声の融合を強調したいときには「audiovisual」を用います。
The audiovisual presentation was engaging and informative.
その視聴覚のプレゼンテーションは魅力的で情報豊かでした。
The acoustics of the hall enhanced the music performance.
その音響は音楽のパフォーマンスを引き立てました。
この場合、audiovisualacousticsは異なる文脈において使われています。「audiovisual」は視覚と音声のプレゼンテーション全体を指し、「acoustics」は音響特性に焦点を当てています。
The school invested in new audiovisual equipment for better learning experiences.
学校はより良い学習体験のために新しい視聴覚機器に投資しました。


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acousticsの会話例

acousticsのビジネス会話例

「acoustics」は主に音響に関する科学や技術を指しますが、ビジネスの分野では特に音響設計や音の質に関連するプロジェクトや製品に使われます。例えば、会議室やコンサートホールの音響設計、音響機器の開発などで重要な役割を果たします。音響がビジネス環境に与える影響は大きく、顧客の体験や職場の生産性に寄与します。

  1. 音響設計に関する技術
  2. 会議やプレゼンテーションにおける音響の重要性

意味1: 音響設計に関する技術

この会話では、「acoustics」が音響設計に関連して使用されています。特にオフィスや会議室の音響が、コミュニケーションや作業効率に与える影響について話し合っています。

【Example 1】
A: We need to improve the acoustics in this conference room; it's too echoey.
A: この会議室の音響を改善する必要があります。エコーが強すぎます。
B: I agree. Better acoustics could enhance our meetings significantly.
B: 同意します。より良い音響が私たちの会議を大幅に向上させるでしょう。

【Example 2】

A: What are the specifications for the acoustics in the new office?
A: 新オフィスの音響の仕様はどうなっていますか?
B: We're focusing on sound absorption materials to improve the acoustics.
B: 音響を改善するために、音吸収材に焦点を当てています。

【Example 3】

A: How can we test the acoustics of the new product?
A: 新製品の音響をどのようにテストできますか?
B: We should conduct an evaluation in different environments to measure the acoustics.
B: 音響を測定するために、異なる環境で評価を行うべきです。

意味2: 会議やプレゼンテーションにおける音響の重要性

この会話では、「acoustics」がビジネス環境、特に会議やプレゼンテーションでの音響の重要性について話されています。明確な音は情報伝達において不可欠であることが強調されています。

【Example 1】
A: The clarity of the acoustics during the presentation was impressive.
A: プレゼンテーション中の音響の明瞭さは素晴らしかったです。
B: Yes, good acoustics make a huge difference in understanding.
B: はい、良い音響は理解に大きな違いをもたらします。

【Example 2】

A: How do we ensure the best acoustics for our online meetings?
A: オンライン会議で最高の音響を確保するにはどうすればいいですか?
B: Investing in quality microphones can greatly improve the acoustics.
B: 高品質のマイクに投資することで、音響が大幅に改善されます。

【Example 3】

A: I think the acoustics in this room are perfect for a seminar.
A: この部屋の音響はセミナーに最適だと思います。
B: Absolutely! Good acoustics can engage the audience better.
B: その通りです!良い音響は聴衆をより引き込むことができます。

acousticsの日常会話例

「acoustics」は音響学を指す専門用語ですが、日常会話ではあまり使われることはありません。音響に関する話題が出た際、特に音の反響や音質について話す場合に使われることがあります。また、音楽や建物の設計に関連する話題でも触れられることがあります。

  1. 音響学、音の性質に関する学問

意味1: 音響学、音の性質に関する学問

音響学は、音の性質や伝播に関する学問です。日常会話では、特に音楽や建物の音質に関して触れる際に「acoustics」が使われます。例えば、音楽のコンサートホールや映画館の設計においては、良い音響が求められます。音の響きや声の届き方に関する話題で使われることが多いです。

【Exapmle 1】

A: I heard that the acoustics in this concert hall are amazing!
このコンサートホールの音響が素晴らしいと聞いたよ!
B: Yes, they designed it specifically to enhance the acoustics.
そうだね、彼らはその音響を強化するために特別に設計したんだ。

【Exapmle 2】

A: What do you think about the acoustics in our classroom?
私たちの教室の音響についてどう思う?
B: They could be better. Sometimes it's hard to hear the teacher clearly due to the acoustics.
もっと良くなればいいね。時々、音響のせいで先生の声がはっきり聞こえないことがあるから。

【Exapmle 3】

A: Did you notice how the acoustics change when you move closer to the stage?
ステージに近づくと音響がどう変わるか気づいた?
B: Absolutely! The sound becomes much richer and fuller with better acoustics.
まったくその通り!音響が良くなると、音がより豊かで満ち足りたものになるね。

acousticsのいろいろな使用例

名詞

1. 音響学、音響工学

学問・研究分野としての音響学

acousticsという単語は、音の物理的性質や伝播を研究する科学分野を指します。また、建築物や空間における音の特性や音響効果に関する研究や応用も含みます。
He studied acoustics at the university to better understand sound design.
彼は音響デザインをより良く理解するために大学で音響学を学んだ。
  • basic acoustics - 音響学の基礎
  • applied acoustics - 応用音響学
  • architectural acoustics - 建築音響学
  • modern acoustics - 現代音響学
  • theoretical acoustics - 理論音響学
  • study acoustics - 音響学を学ぶ
  • research in acoustics - 音響学の研究
  • principles of acoustics - 音響学の原理

空間・建築物の音響特性

The concert hall is famous for its perfect acoustics.
そのコンサートホールは完璧な音響で有名だ。
  • room acoustics - 室内音響
  • concert hall acoustics - コンサートホールの音響
  • theater acoustics - 劇場の音響
  • poor acoustics - 悪い音響
  • excellent acoustics - 優れた音響
  • natural acoustics - 自然な音響
  • improved acoustics - 改善された音響
  • acoustic properties - 音響特性
  • acoustic design - 音響設計
  • acoustic treatment - 音響処理

2. 聴覚補助

聴覚障害への対応

The doctor recommended acoustics as a treatment for his hearing problems.
医師は彼の聴覚の問題に対する治療として音響療法を勧めた。
  • medical acoustics - 医療音響学
  • therapeutic acoustics - 治療用音響
  • hearing acoustics - 聴覚音響
  • acoustic therapy - 音響療法
  • acoustic aid - 音響補助具

英英和

  • the study of the physical properties of sound音の物理的性質の研究音響学

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