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absintheの意味・覚え方・発音

absinthe

【名】 アブサン

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absintheの意味・説明

absintheという単語は「アブサン」や「苦虫を含む酒」を意味します。アブサンは高アルコール度のハーブ酒で、特に16世紀から19世紀にかけて人気がありました。その特徴的な緑色は、主に上り草やアニス、フェンネルなどから抽出された成分によります。

この飲み物は、一時期、アートや文学の世界で象徴的な存在となり、ボヘミアン文化と関連づけられていました。ただし、アブサンはその高いアルコール度と特有の成分により、精神的な影響を及ぼすことがあるとされ、一部の国では一時禁止されることもありました。再評価の結果、現在では多くの場所で合法的に楽しむことができるようになっています。

アブサンは、特に飲み方に独自の儀式があり、砂糖を加えて火をつけ、冷水を注ぐことで味わいます。この過程は、その風味を引き立てるだけでなく、視覚的な楽しさをも提供します。アブサンは、その独特の風味や歴史的背景から、時折文学や芸術の話題に登場することがあります。

absintheの基本例文

Absinthe is now legal again in many countries after being banned for a century.
一世紀にわたって禁止されていたアブサンは、現在多くの国で再び合法化されています。
I've never tried absinthe before, but I've heard it has a strong licorice flavor.
私はアブサンを飲んだことがないけど、強い甘草の味がすると聞いたことがある。

absintheの意味と概念

名詞

1. ハーブ

アブサンは、ユーラシアと北アフリカに自生する芳香的なハーブで、特に苦味のある風味が特徴です。このハーブは、リキュールを作る際に使用され、アニスや他の香草の風味を添えることで、独特な味わいを生み出しています。
Absinthe is an aromatic herb used to flavor a variety of drinks and liqueurs.
アブサンは様々な飲み物やリキュールに風味を与えるために使用される芳香性のハーブです。

2. リキュール

アブサンというリキュールは、特にワームウッドというハーブから作られ、強い緑色をしています。このお酒は、18世紀末から19世紀初頭にかけて人気を博し、アーティストや文学者に愛されたことで知られていますが、当時は飲み過ぎによる健康問題が報告されました。
She enjoys sipping absinthe in a dimly lit bar, relishing its unique flavor.
彼女は薄暗いバーでアブサンを楽しみ、その独特の味わいを楽しんでいます。

3. アブサンの飲用文化

アブサンはただの飲み物ではなく、特にフランスの文化に深く根付いた飲用文化があります。独特な飲み方や儀式があり、アブサンを水で希釈して飲むスタイルは、飲む際に美しい効果を生み出します。この文化は芸術と結びついており、多くの著名人がこの飲み物を好んでいたことでも知られています。
The ritual of preparing absinthe involves slowly dripping cold water over a sugar cube.
アブサンを準備する儀式は、冷たい水を砂糖のキューブの上からゆっくりと垂らすことを含みます。

absintheの覚え方:語源

absintheの語源は、古代ギリシャ語の「apsinthion」に由来しています。この言葉は、「苦い」という意味の「apsinthos」に関連しています。古代ギリシャでは、absintheは苦味を強調したハーブリキュールとして知られていました。

その後、この語源はラテン語の「absinthium」を経て、中世ラテン語の「absinthe」、そしてフランス語の「absinthe」に発展しました。フランス語では、特に19世紀にはこの飲み物が流行し、その独特の風味や神秘的なイメージから、多くの文学作品や芸術に影響を与えました。

absintheには、乾燥したアーティチョークとアニス、フェンネルなどの成分が含まれており、特に高いアルコール度数で有名です。この飲み物は、その歴史的な背景とともに、多くの文化において特別な地位を築いてきました。

absintheの類語・関連語

  • wormwoodという単語は、absintheの主成分であるハーブで、特に苦味が強く、独特の香りを持っています。absintheはこのwormwoodを使って作られるお酒で、wormwoodは植物自体を指します。例えば、"The absinthe contains wormwood."(アブサンにはワームウッドが含まれています)。
  • liquorという単語は、一般的にアルコール飲料を指しますが、absintheは特に強いお酒であるため、liquorの一種です。liquorは幅広い意味を持ち、様々なお酒を含みます。例えば、"I prefer liquor over beer."(私はビールよりお酒が好きです)。
  • alcoholという単語は、化学的にはアルコール類すべてを指しますが、日常的には飲むことのできるアルコール飲料のことを言います。absintheは特定のアルコール飲料で、強い風味が特徴です。例えば、"Absinthes are a type of alcohol."(アブサンはアルコールの一種です)。
  • spiritという単語は、発酵によって作られた高濃度のアルコールを指します。absintheもこのカテゴリーに入っており、スピリッツの一種として扱われます。spiritsは通常、高アルコール度数のお酒を指します。例えば、"Gin is a type of spirit."(ジンはスピリッツの一種です)。
  • aniseという単語は、absintheの味を特徴づける香辛料で、甘くスパイシーな味わいを持っています。absintheにはaniseが使われており、この風味が重要な要素です。例えば、"Anise is an ingredient in absinthe."(アブサンにはアニスが材料として使われています)。


absintheの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : wormwood

単語wormwoodは、主に植物の一種である「ヨモギ」を指します。この植物は苦味があり、特にアルコール飲料や薬用として使用されることが多いです。また、文学や詩の中で「苦しみ」や「悲しみ」を象徴することもあります。wormwoodは、特にabsintheの主要な成分として知られています。
一方で、absintheは特定のアルコール飲料を指し、主にwormwoodを含むことから、その苦味と特異な風味が特徴です。ネイティブスピーカーは、wormwoodという言葉を使う際には植物そのものやその特性に焦点を当てることが多く、主に料理や薬用の文脈で用いられます。対して、absintheは飲料としての文化的背景も強く、特に19世紀のヨーロッパではアーティストや文学者たちが愛飲した歴史があります。したがって、wormwoodは植物や成分を指す一般的な言葉であり、absintheはその特定の使用法や文化的な意味を持つ言葉であると言えます。
The herbal infusion made with wormwood has a distinct bitter taste.
ヨモギを使ったハーブの抽出物は、独特の苦味があります。
The herbal infusion made with absinthe has a distinct bitter taste.
アブサンを使ったハーブの抽出物は、独特の苦味があります。
この文脈では、wormwoodabsintheはどちらも同じ意味で使われており、飲料や料理における苦味を表現しています。
The ancient Greeks used wormwood for medicinal purposes.
古代ギリシャ人は、医療目的でヨモギを使用していました。

類語・関連語 2 : liquor

liquor」は、アルコールを含む飲料全般を指す言葉です。ビールやワインなどの軽い飲み物から、ウイスキーやブランデーのような強い酒まで、幅広い種類のアルコール飲料を含みます。特に、蒸留酒を指すことが多く、カクテルやショットとして楽しむことが一般的です。
一方で「absinthe」は、特定の種類のリキュールであり、特にアニスやウイキョウなどのハーブを使用して作られています。一般的に「liquor」は幅広いアルコール飲料を指すのに対し、「absinthe」はその中でも特定の特徴を持つ飲み物です。ネイティブスピーカーは、会話の文脈に応じて「liquor」という言葉を使うことで、より広範な意味を持たせたり、「absinthe」を使うことで特定の飲み物を指し示したりします。特に「absinthe」はその独特な風味と歴史的な背景から、特別な意味合いを持つことが多いため、使い方に注意が必要です。
I enjoy trying different types of liquor from around the world.
私は世界中のさまざまな種類のリキュールを試すのが好きです。
I enjoy trying different types of absinthe from around the world.
私は世界中のさまざまな種類のアブサンを試すのが好きです。
この文脈では「liquor」と「absinthe」は互換性がありますが、前者は一般的なアルコール飲料全般を指し、後者は特定の種類のリキュールを指しています。したがって、どちらを使うかによって含意が異なることに注意が必要です。

類語・関連語 3 : alcohol

単語alcoholは、一般的に飲用される酒類全般を指します。ビール、ワイン、ウイスキーなど、幅広い種類の飲み物が含まれ、摂取によって酔っぱらう効果があります。日本語では「アルコール」と訳され、日常会話や飲み会などで頻繁に使用される言葉です。
一方、absintheは特定の種類のアルコール飲料で、主にアーティチョークやウイキョウをベースにした緑色のリキュールです。alcoholは非常に広範なカテゴリーを指すのに対し、absintheは特定の製品を指すため、より具体的な意味を持ちます。ネイティブスピーカーは、一般的な話題ではalcoholを使い、特定の飲み物について話すときにabsintheを使う傾向があります。また、absintheは独特の文化的背景や歴史を持っているため、単に「アルコール」として広く使われることは少なく、特別な飲み方や状況で言及されることが多いです。
I enjoy relaxing with a glass of alcohol in the evening.
私は夕方に一杯のアルコールを飲んでリラックスするのが好きです。
I enjoy relaxing with a glass of absinthe in the evening.
私は夕方に一杯のアブサンを飲んでリラックスするのが好きです。
この例文では、alcoholabsintheが共に使用されており、文脈上の置換が自然です。しかし、alcoholは一般的な飲み物を指し、absintheは特定のリキュールを指しているため、飲む内容は異なります。前者は広範な意味を持ち、後者は特定の体験を示しています。

類語・関連語 4 : spirit

spirit」は、主にアルコール飲料を指す言葉で、特に蒸留酒(ウイスキーやウォッカなど)を意味します。また、一般的には「霊」や「精神」という意味も持つ多義語です。文脈によって使い分けられ、特に飲み物を指す際には、強いアルコールを含むものとして広く使われています。
absinthe」は特定の種類のハーブが加えられた、非常に高濃度のアルコール飲料を指します。一般的に「spirit」がより広い範囲のアルコール飲料を含むのに対し、「absinthe」は特定の飲み物を指すため、ニュアンスに違いがあります。また、「spirit」はカジュアルな場面でも使われる一方で、「absinthe」は特別な飲み物としての位置付けが強く、文化的な背景や歴史を伴うことが多いです。そのため、ネイティブスピーカーは、これらの言葉を使う際に、飲み物の種類や場の雰囲気を考慮します。
I enjoy having a glass of spirit after dinner.
夕食後に一杯のスピリットを楽しむのが好きです。
I enjoy having a glass of absinthe after dinner.
夕食後に一杯のアブサンを楽しむのが好きです。
この場合、「spirit」と「absinthe」はどちらも飲み物を指しているため、文脈としては互換性があります。しかし、「spirit」は一般的な用語であり、「absinthe」は特定の飲み物を指すため、選択することで微妙なニュアンスが変わることに注意が必要です。

類語・関連語 5 : anise

「anise」は、セリ科の植物であるアニスの種子から得られる香辛料やその香りを指します。甘くスパイシーな風味を持ち、特に料理や飲料に用いられます。アニスは、リキュールの風味付けに使われることが多く、独特の香りが特徴です。absintheとは異なるが、時には似た用途で使われることもあります。
「absinthe」と「anise」は、いずれも独特の香りを持つ飲み物や食品に関連していますが、意味やニュアンスに違いがあります。absintheは、主にアルコール飲料で、アニスを含むが、他にも多くのハーブが使用されています。一方で、aniseは特定の香辛料を指し、甘い風味が特徴です。ネイティブスピーカーは、absintheを話す際にはその飲み物の独特な文化的背景や歴史を意識し、aniseの使用時には料理や他の飲み物への添加を考えることが多いです。つまり、absintheは飲み物としての文化的意義を持ち、aniseは調味料としての実用性が強調されるのです。
I like to add anise to my cookies for a unique flavor.
クッキーにユニークな風味を加えるためにアニスを入れるのが好きです。
I enjoy drinking absinthe for its unique flavor.
そのユニークな風味のためにアブサンを飲むのが好きです。
この文脈では、aniseabsintheの両方が使用されていますが、異なる対象を示しています。前者はクッキーに使用される香辛料、後者は飲み物としてのリキュールです。このように、両者は同じカテゴリーに属していますが、適用される場面が異なるため、必ずしも置換可能ではありません。


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absintheの会話例

absintheの日常会話例

「absinthe」は、特にアルコール飲料として知られる緑色のリキュールです。19世紀には人気を博しましたが、強いアルコール度数のため、禁止された時期もありました。現代では、カクテルや特別な飲み物として再評価されることが多いですが、日常会話での使用頻度はそれほど高くありません。

  1. アルコール飲料としての「absinthe」
  2. 文化や歴史的な文脈での「absinthe」

意味1: アルコール飲料としての「absinthe」

「absinthe」を使った会話では、主に飲み物としての楽しみ方や、友人との飲み会の場面でのやりとりが見られます。特に、その独特の風味や飲み方に関する話題が多いです。

【Example 1】
A: Have you ever tried absinthe? It's got such a unique flavor!
A: あなたはアブサンを試したことがありますか?独特の風味があるんですよ!
B: No, I haven't. How is it usually served?
B: いいえ、まだです。普通はどのように出されるんですか?

【Example 2】

A: Let's order some absinthe for a change tonight!
A: 今夜は気分を変えてアブサンを注文しましょう!
B: That sounds fun! I’ve always wanted to try it.
B: 楽しそうですね!ずっと試してみたかったんです。

【Example 3】

A: I heard absinthe can make you feel a bit tipsy quickly.
A: アブサンはすぐにほろ酔いになるって聞きました。
B: Yes, it's quite strong. You have to be careful!
B: そうですね、かなり強いです。気をつけないといけませんね!

意味2: 文化や歴史的な文脈での「absinthe」

「absinthe」は、19世紀のフランス文化や芸術において重要な役割を果たしました。この意味での会話では、歴史や文学との関連について話すことが多いです。アーティストや作家にとって、特別な意味を持つ飲み物として語られることがあります。

【Example 1】
A: Did you know that absinthe was popular among artists in the 1800s?
A: 1800年代にアブサンがアーティストたちに人気だったことを知っていましたか?
B: Really? I can see why they were drawn to it.
B: 本当に?彼らが惹かれる理由がわかりますね。

【Example 2】

A: I read that absinthe inspired many famous paintings.
A: アブサンが多くの有名な絵画に影響を与えたと読んだことがあります。
B: Yes, it was often associated with creativity and bohemian lifestyles.
B: はい、創造性やボヘミアンなライフスタイルとしばしば結びつけられていました。

【Example 3】

A: I think absinthe has a fascinating history.
A: アブサンには魅力的な歴史があると思います。
B: Definitely! It’s interesting how it has changed over time.
B: 確かに!時代とともに変わってきたのが興味深いですね。

absintheのいろいろな使用例

名詞

1. ビターなリキュールとしての意味

リキュールとしての飲用

このカテゴリでは、absintheが主に飲料として使用される方法に焦点を当てています。absintheは高いアルコール度数を持ち、特有の香りと苦味を持つリキュールです。飲み方によっては、カクテルのベースとしても使用されることがあります。
Many people enjoy absinthe as a unique cocktail ingredient.
多くの人々がabsintheを独自のカクテルの材料として楽しんでいます。
  • absinthe cocktail - absintheカクテル
  • serve absinthe - absintheを提供する
  • drink absinthe - absintheを飲む
  • flavor of absinthe - absintheの風味
  • prefer absinthe - absintheを好む
  • enjoy absinthe - absintheを楽しむ
  • taste absinthe - absintheの味を味わう

文化的な側面

absintheは、歴史的に多くの文化現象と関連しており、特にアーティストや文学者たちに愛されてきました。この側面では、absintheが芸術や文学に与えた影響を考察します。
The artist often depicted scenes of people enjoying absinthe in cafes.
そのアーティストは、カフェでabsintheを楽しむ人々のシーンを描くことが多かった。
  • absinthe in art - 芸術におけるabsinthe
  • muse of absinthe - absintheのミューズ
  • absinthe café culture - absintheカフェ文化
  • influence of absinthe - absintheの影響
  • absinthe and literature - absintheと文学
  • absinthe drinkers - absintheを飲む人々
  • absinthe-inspired works - absintheからインスパイアされた作品

2. 香草としての意味

植物としての特性

absintheは、苦味のある香草で、主にアジアや北アフリカに自生しています。このカテゴリでは、absintheの植物としての特徴や、それがどのようにリキュールに使われるかを探ります。
The absinthe herb is known for its distinctive bitter flavor.
absintheの草は、その特有の苦味で知られています。
  • absinthe plant - absintheの植物
  • bitter taste of absinthe - absintheの苦味
  • absinthe herb usage - absinthe草の使用
  • grow absinthe - absintheを育てる
  • extract absinthe - absintheを抽出する
  • flavoring with absinthe - absintheによる風味付け
  • aromatic properties of absinthe - absintheの芳香特性

3. その他の用法

歴史的な背景

absintheは、その歴史を通じて、社会的や法律的な議論の中心となってきました。このカテゴリでは、absintheに関する歴史的事実や、その社会的影響を検討します。
The history of absinthe is filled with controversy and fascination.
absintheの歴史は、論争と魅力に満ちています。
  • controversy over absinthe - absintheに関する論争
  • history of absinthe - absintheの歴史
  • absinthe ban - absinthe禁止
  • resurgence of absinthe - absintheの復活
  • absinthe's reputation - absintheの評判
  • absinthe and prohibition - absintheと禁酒
  • cultural significance of absinthe - absintheの文化的重要性

英英和

  • strong green liqueur flavored with wormwood and aniseニガヨモギ・アニスで香りをつけた緑色の強いリキュールアブサン
  • aromatic herb of temperate Eurasia and North Africa having a bitter taste used in making the liqueur absintheユーラシアの温帯地域と北アフリカに産する香りのある草本で、苦い味がアブサンリキュールを作るのに使われるニガヨモギ